新型コロナウィルスとスイス

 コロナ対策真っ盛りのスイスは、今、花盛りです。今年は暖冬だったので、近所の桜並木の花はもう七分咲きです。芝生の花が、そこここに可憐な彩りをつけてくれています。

3月14日よりスイス全土小学校以上の学校閉鎖、3月17日より食料品、薬局以外の店、レストラン、カフェなども閉まっていて、街はとても静かです。

5人以上同じ部屋にいてはいけないので、お天気なので、街の路上で会議をしているのを、見かけました。

特に南欧(主に旧ユーゴスラビア)出身の方々はお子さんを連れて帰省したのか、チューリッヒに近い、外国人が多い私の街は人口が激減しているようで、本当に静かです。夏休み期間にグッと人口が減るのですが、そんな感じです。

スポーツの試合やイベントもないので、全体的に、実に静かで平穏な雰囲気。

先週の金曜日に学校の閉鎖が決定し、日曜は店が閉まる為、土曜日はみなさん爆買いで、スーパーの棚が空っぽだったけど、今週また青果や食料品は入荷されていて、人口も少なくなっているので、今のところスーパーに食品は十分ありました。ちょっと安心です。

私の街Winterthurは、チューリッヒ国際空港から23kmしか離れていないので、空にはいつも飛行機雲が色々な線を描いていたものなのですが、最近は、きれいに澄んだ青空で、本当に「静か」そのものです。

CO2レベルは、とても低くなったと思います。何か軽い感じです。きっと遠い昔の地球の空気は、こうだったんじゃないかな。自然が、地球が、喜んでいるようです。

長い間、世界の心ある政治家や人々が、切に望んで来たCO2のレベルが、一時的にせよ、ドラマティックに減少しているのは、このコロナのポジティブな面の一つではないでしょうか。

確かに不便ではあるけれども、自然は地球の生命維持のため、自ずからバランスを取っていると思えば、新型コロナウィルスもその一部なのでは、と思うのです。

実は、この冬、私の家に、いつもなら秋になくなるお米につく虫が、ずっと冬の間も多くいるのです。

今年は南極に赤い雪が積もったというニュースもありましたね。もし、南極の氷が溶けてしまったら、今回の新型コロナウィルスで亡くなっている方々の何倍、何百倍、何千倍という人々が犠牲になるでしょう。

確かに、新しいウィルスということで、どうなるかわからない、という不安があるのは、仕方ありません。人の命を守りたい思いは、正当なことでしょう。

できるだけのことをして、死を免れなかった場合、それは、誰をも責められないと私は思います。こんなウィルスの犠牲になりたくない、と思っていても、交通事故の犠牲にあうかもしれません。

ただ比較的弱く、致死率が低めであるのは、なんとありがたいことでは、ありませんか。

私たちは皆、この生を、この時代をあえて選択してきたのだそうです。戦争でなく、こんな小さな細菌が世界中に影響を与え、人類を震わせているたなんて、私たちが知っている歴史では、初めてのことではありませんか。それに遭遇できるなんて、すごくないですか。

1995年の阪神•淡路大震災から、日本では助け合い、ボランティア活動が盛んになりました。誰かが困っていたら、今は大丈夫な人が助ける。愛を通した助け合いの行いが、世界中に広がってきました。

今回は、みなが困っているので、助けに行くことが難しいですね。ただ、人ごとではないので、本当に大変だという事が共感できますね。

1995年から2020年の間に起きた大きな変化は、ITやAIの発達と同時に、ヨガ教室が、コンビニ並みの多さで、世界中にできたことではないかと思うのです。それに伴い瞑想をする人も世界中で増えました。ヴィパッサナ瞑想コースは、ここスイスでは数ヶ月先まで、満席です

この変化を考えると、今私たちができることは、心を落ち着けることだと思うのです。死への恐怖、病気への恐怖や不安、社会が恐怖という集団意識で動かされている中で、それに連れて行かれないよう、中心軸に合わせる。

マインドで妄想を大きくするより、今、瞑想のチャンスではありませんか。

心を落ち着け、大きな愛に心を集中させれば、全てがあるべき所に落ち着きます。周りで起きている事も、一番適した所に落ち着きます。

ウィルスと戦うのでもなく、撲滅させようと躍起になるのでもなく、ウィルスは悪いとジャッジするのではなく、自然に深い呼吸で、大いなる愛と一つになることが、大切ではないかな、と思うのです。

現在、世界各地の様々なグループが、瞑想、祈り、マントラの吟唱、神の名を唱えるなど、オンラインで地球規模で行っています。

特に非常事態宣言された国では、大勢で集まる事が出来なくなっています。こういう時のために、新しい技術が用意されていたのだとしたら、どうでしょう

だから、一人で瞑想するなんて、私のような小さい存在では無理、と思っていても、この大きいエネルギーが必ずサポートしてくれています。

ぜひ、始めてみてください。