スカイプによるセッション

 めちゃアナログな私が、まさかスカイプによるオンラインセッションについて書くなんて、人生塞翁が馬。わからないものです。

 2011年、通いでホメオパシーを習えないので、思い切ってEラーニングなるものを始めたのが始まりかもしれません。2015年にホメオパシーのスーパーヴィジョンを受けるため、スカイプで英国のスーパーヴァイザーと英語で話すことになり、またスーパーヴィジョンのためのケースを取るために近所に住む人だけでなく、遠方に住むクライアントさんともスカイプでセッションを行うようになりました。と言っても、これはチャットと変わらず、話を聞いたり、話すだけなので、滞りなく通過しました。

 それから更に進化して、オンラインでキネシオロジーをまさか習えるとは、思っても見ないことでした。だって、クライアントさん体の筋肉をチェックするのが、キネシオロジーなんですから。誰でもキネシオロジーに触れたことがある人は、まさか、と思うことでしょう。

 そういう意味で、田仲真治(旧:田中信二)さんは、かなり進んだセラピストなんですね。動画をどんどんアップして多くの人にキネシオロジーを知ってもらう。これを見ると彼に診てもらいたくなりますよね。自分もこう変われたらいいなあって。

 さて、その田仲真治さんがオンラインでのアプローチを意識した2018年は、海外に住む私としては、またとないチャンスでした。現地の言葉じゃ感情を表現するのはちょっと無理だし、日本へしょっちゅう帰るわけにもいかないし、日本に長期滞在もできそうもない、外国に住むそんな日本人多いと思うんですね。私もその一人でした。

 しかも真治さんのようなすごいセラピストから習えるチャンス。キネシオロジーだけでなく、人生そのものがテーマであったのですが、さて、筋反射はどうするのだろうと思ったら、真治さんの誘導通りに、筋反射を自分で取り、リンパポイントや、神経血管ポイントや、指圧のポイントを自分でマッサージしたり、経絡をなぞったり、イメージングしたりするのです。そして筋肉がしっかりしたかどうか確かめる。人にしてもらより、自分でした方が緊張せず、うまく撮れている感じを受けました。

 もちろん、実際に対面してセッションするのが、ベストではあるでしょう。また、スキンシップを求めている方や、スカイプ嫌いで実際に対面することに重きを置いている方には合わないでしょうが、セラピストさんに会いに行くには遠いとか、外国に住んでいて現地の言葉ではちょっとという人、誘導通り自分ですることを受け入れている人には、本当にお勧めで、同様に効果が出てきます。

 音叉は特に遠方の方が更に効果があるそうです。音叉の周波数の力は、遠くでは小さい波が、浜に近づくと大きくなるメカニズムに似ているそうなのです。

 私も実際、スカイプで30回以上セッションをさせていただいていますが、レアルと変わらない効果が得られています。クライアントさんに自分で筋反射の取り方をお教えし、自分で体感していただくのです。

 また、画面を通じ、徐々にクライアントさんの筋肉をこちらの筋肉にスキャンできるようになりました。もちろん、クライアントさんにもご自分の筋肉で確認いただき、お互い納得しながら進めていきます。

 このスキャンについては、最近のスイスにおける脳の研究で、2人が対面し、コミュニケーションをはかると、テレパシーに近いものが前頭葉お互いの前頭葉で起きることが証明されつつあることに繋がりそうです。インターネットによるテレビ電話という量子の世界で、何かが進化しつつあるような気がしてなりません。

 4Dの映画もあるくらいなので、きっと近い将来、インターネットで匂いを届けることもできるのではないでしょうか。その時は、アロマを使った施術もできそうですね。

 

  

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