Aethusa Cynapium(毒パセリ)

 Aethusaが知られる前、そのような深刻な症例に似たレメディーがなかっかため、小児コレラの症例のある特定の部類や、子どもの嘔吐や下痢はすべて、死に至る結果となった。死は始めから顔に印を押されており、本当に何か命を救うレメディーがあれば、これがその一つである。暑い天候で、嬰児に突然起きる極端な疲労を伴う症例に適用される。母親が子どもをベビーベッドから抱き上げるまでは、病気だと思っていない。たった数時間前までは元気だった。だが、小児コレラは暑い天候で蔓延し、この小さい子は乳で胃を満たし、ちょっと前に飲んだのが、凝固したり、ヨーグルトの形になって、乳が部分的にヨーグルトで部分的に液体になって上がって来て、嘔吐を伴い、薄く黄緑色のネバネバした便が出る。子どもはまるで死にそうなくらい青白くなっている。ヒポクラテスのような顔で、唇の周りが青白く、目はくぼみ、鼻の周りがくすんだ状態である。母親はびっくりして、急いで医者を呼ぶ。子どもは疲労困憊して眠りに落ちる。目を覚まし、乳を胃に満たし、数分後また上がって来て、部分的にヨーグルトで部分的に液体で、再び恐ろしく疲労し、死んだような様相になり、こんこんと寝る。Aethusaなしでは、2〜3日で, その子は葬儀屋に連れて行かれる。これがAethusaのほぼ全ストーリーである。.

 せん妄が起き、興奮し、様々な精神障害が起きるが、それらは急性で脳の問題を伴う。嬰児のある特定の部類は、暑い天候や暑い夜に寝込み、脳の問題が起き、その時から胃は働きを止め、腸が緩み、胃に入った物がすべて、上に上がるか、正常に通過する。この事は特に、毎日普通に母親が授乳して来たような嬰児に起きる。それはどういうことなのか。赤ん坊が泣く度に乳を与える。ここで少し考えてみよう。どの医者も時々少し考えるべきだ。そうする事は賢い事なのか、馬鹿な事なのか、じっくり考えてみよう。普通の赤ん坊のお腹が、乳の消化をきちんと行なうのに2時間〜2時間半かかり、残りは30分ぐらいあり、3時間後に起きて、赤ん坊は泣き、おそらくお腹が空いており、もっと欲しがり消化する。授乳をそれより短くするのはよくない。子どもがカップに半分のミルクをとるのは同じ事で、部分的に消化させ、しばらくしたらもう少しとり、また後で少し足す。食べ物を吐き出しはじめ、それは酸っぱく、頭の疾患をもたらす暑い天候のまさに始まりである。とても丈夫な子どもしか、このひどいやり方にに耐えないだろう。私はこのような子どもらをよく見ており、夏までそれに耐えるのを見た。医者は断固とゆずらず、激しく反対し、自分が意味する事を示さねばならない。老女が来て「あの医者は何も知らない」と言い、赤ん坊は乳をもらう。さてAethusaは、不規則に授乳された赤ん坊に合う。その状態は、薬のリストの始まりにあり、消化が完全に脳の問題から消える。多忙な医者は、このレメディーを見つけ、それはほとんどの赤ん坊にあるのだが、大人もAethusaの状態になる事もあり、消化が脳の問題や興奮から途絶える。食べ続ける食いしん坊、いつも食べている人、いつもかじっている人、いつもポケットにクラッカーを入れている人で、とうとう胃が動かなくなる時がやって来た消化不良を治しており、また頭の問題からの消化不良で、熱い頭、嘔吐、疲労困憊、発汗、長い睡眠を伴う症例にも合う。

 Aethusaには子どもの痙攣がある。脳の問題が、胃に影響しない時もあるが、子どもは痙攣状態になり、冷たく湿気た手で、死んだような顔つきで、発汗し疲労し眠る。「痙攣、ひどい衰弱、眠気を伴う疲労。痙攣を伴う嘔吐後や排便後の子どもの投薬。

 Aethusaの患者においては、顔にかなり現われ、レメディーを示しやすい。よく見えるし、観察内で起き、ほんの少しの質問ですみ、スナップ写真を撮るくらい速く処方ができるが、それは推薦しない。忙しい治療家は、自分のマテリア・メデイカを本当によく研究していえる人であり、原理を学び、やがては相当な量のスナップ写真のような処方に思える事をするようになるだろうが、本当にはそうしていない。というのは、その治療家たちは素人がAethusaの事を考えない多くの事を合わせるために表面だけを示すが、一方多くのレメディーは幾分より深い感覚において自身を現すので、表面では何も見えない。この事を説明するために、一つの症例をあげよう。たとえば、ある人は頑丈な顔つきで、かなり元気だと自分で言っており、あなたと一緒に昼食に出かける。しばらくすると、その人の鼻がずっと一度に皮がめくれており、星印があるのに諸君は気づく。彼は自分の健康について全く話さない。昼食中突然ドアがバタンと鳴り、彼は飛び上がる。それが2番目のポイントである。それから彼はどのくらい食べるかとか、どんないい影響があるとか、食後気分がいいとか話し、彼はかなりの量を食べているのに諸君は気づく。諸君は彼の健康について一言も話さない。最終的に彼にミルクの絵を差し出すと、「おお、ミルクは飲めないんだ。ミルクを飲むと下痢になる。ミルクを飲む気は全然ない」と言う。診療所に連れて来ないで、誰がそのような人のために処方できないのか。誰がそのような症例に Natrum carb.以外の物を考えるんだ。頑固な患者を連れ出し会食し、話し全体を見つける事ができる時がある。